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嘲り

あざけり
名詞名詞-の形容詞
1
標準
ridicule
文例 · 用例
凌雲閣上人豆のごとしと思う我を上より見下ろして蛆のごとしと嘲りし者ありしや否や。
寺田寅彦 半日ある記 青空文庫
御覧ぜよ、奥方の御目には我れを憎しみ、殿をば嘲りの色の浮かび給ひしを」 女子は太息に胸の雲を消して、月もる窓を引たつれば、音に目さめて泣出る稚児を、「あはれ可愛し、いかなる夢をか見つる。
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
それをば刈払い、遁出でむとするにその術なく、すること、なすこと、人見て必ず、眉を顰め、嘲り、笑い、卑め、罵り、はた悲み憂いなどするにぞ、気あがり、心激し、ただじれにじれて、すべてのもの皆われをはらだたしむ。
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
こうしておけば、救いの船が来ても通り過ぎて行くだろう」 こう考えて、何かしらゲラゲラと嘲り笑いながら、残狼のように崖を馳け降りて、小舎の中へ馳け込みますと、詩篇の処を開いてあった聖書を取り上げて、ウミガメの卵を焼いた火の残りの上に載せ、上から枯れ草を投げかけて焔を吹き立てました。
夢野久作 瓶詰地獄 青空文庫
――揃って嘲り笑う。
泉鏡花 多神教 青空文庫
彼等は英雄主義を冷笑し、日本武士道を嘲り、国士の行動を冷罵す。
押川春浪 警戒すべき日本 青空文庫
両の乳房を右顧左眄て、お丹はなぶり且つ嘲り、「ふむ、大分大きくなった乳嘴にぼっと色が着いて、肩で呼吸して、……見た処が四月の末頃、もう確かだ。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
」 と嘲りながら、さもいとしさに堪えざるごとく言う下に、「若いお父さんに骨をお貰い。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
作例 · 標準
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