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帰責

きせき
名詞動詞-サ変
1
標準
imputation of responsibility
文例 · 用例
家を出て、まっすぐに上諏訪へ行き、わきめも振らずあの宿へ駈け込み、そうして、いきせき切って、あのひと、いますか、あのひと、いますか、と騒ぎたてる、そんな形になるのが、いやなので、わざと上諏訪から一つさきの下諏訪まで、切符を買った。
太宰治 八十八夜 青空文庫
多数の人の血眼になっていきせき追っかけるいわゆる先端的前線などは、てんでかまわないような顔をしてのんきそうに骨董いじりをしているように見えていた。
寺田寅彦 時事雑感 青空文庫
利根川のほとりきのふまた身を投げんと思ひて利根川のほとりをさまよひしが水の流れはやくしてわがなげきせきとむるすべもなければおめおめと生きながらへて今日もまた河原に來り石投げてあそびくらしつ。
萩原朔太郎 純情小曲集 青空文庫
鰐口は晩酌の最中で、うるさいと思ったが、いやにしつこく挑んで来るので着物を脱いで庭先に飛び降り、突きかかって来る才兵衛の巨躯を右に泳がせ左に泳がせ、自由自在にあやつれば、才兵衛次第に目まいがして来て庭の松の木を鰐口と思い込み、よいしょと抱きつき、いきせき切って、この野郎と叫んで、苦も無く引き抜いた。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
その時、いきせき切って、ひどく見すぼらしい身なりの女が出産とどけを持って彼の窓口に現われる。
太宰治 家庭の幸福 青空文庫
名物なれど喰うこともならず、みやげにもならず、うれしからぬものなりと思いながら、三の戸まで何ほどの里程かと問いしに、三里と答えければ、いでや一走りといきせき立て進むに、峠一つありて登ることやや長けれども尽きず、雨はいよいよ強く面をあげがたく、足に出来たる「まめ」ついにやぶれて脚折るるになんなんたり。
幸田露伴 突貫紀行 青空文庫
相手が人間の皮をかぶったやつならいいが、どぶねずみみたいなけだものだから、あんなにさっきせきたてたのに、雨がおつだの、柳がどうのと、隠居じみた寝言に夢中でいなすったから、こういうことになるんですよ。
足のある幽霊 右門捕物帖 青空文庫
娘はいきせき駆けてくる。
田山花袋 少女病 青空文庫
作例 · 標準
事故の直接的な原因がどちらの運転手にあるか、帰責事由を明確にする必要がある。
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システムの不具合がベンダー側の過失によるものか、帰責性を巡って協議が続いている。
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契約書には、不可抗力による損害については互いに帰責しない旨が明記されていた。
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