奇石
きせき
名詞
標準
rare stone
文例 · 用例
光を移してこちらの岸を見ると、こちらの右の方には大きな宮殿|様の建物があって、玉樹と地を劃して、欄中には奇石もあれば立派な園花もあり、人の愛観を待つさまざまの美しい禽などもいる。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
四|面玲瓏、峯秀で溪幽に、亦と類なき奇石であつたので、雲飛先生涙の出るほど嬉しがり、早速家に持ち歸つて、紫檀の臺を造え之を安置した。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
光を移して此方の岸を見ると、此方の右の方には大きな宮殿様の建物があつて、玉樹と地を劃して、欄中には奇石もあれば立派な園花もあり、人の愛観を待つさま/″\の美しい禽なども居る。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
椅子のやうな奇石があつた。
— 牧野信一 『山を越えて』 青空文庫
あしたは、またこの流れをいつもの処まで溯つてやらう、彼女等も行きたかつたら案内しても関はない、自分が発見した多くの巨岩奇石を、そして自分がそれらに与へてある名称のいはれなどを説明してやつても好い――などと彼は思つた。
— 牧野信一 『山を越えて』 青空文庫
一生かかつて奇石三十六枚を貯へ、それを三十六峰に見立てて、一つびとつ凝つた名前をつけ、客があるとそれを見せびらかせたものださうだ。
— 薄田泣菫 『石を愛するもの』 青空文庫
「則其尋名勝、訪故迹、問奇石、看異木、唯良佐之尾是視、則良佐固驥、而余之為※也再矣」と云ふのである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
この隨神門より葛籠岩まで、凡そ十町、せまき谷あひにて、一道の清溪、白玉を躍らし、兩方の山、多く骨をあらはして、鞍掛岩、鉾ヶ岳、御姿岩、葛籠岩を最も奇とし、その他、奇石怪石、一々數ふるに遑あらず。
— 大町桂月 『冬の榛名山』 青空文庫
作例 · 標準
旅先で見つけたこの奇石は、まるで龍が天に昇るような不思議な形をしている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は世界中から奇石を買い集めるのが趣味で、自宅の一室が博物館のようになっている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「見て見て、この奇石、怒った人の顔にそっくりじゃない?」と子供たちが騒いでいる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview