金納
きんのう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
cash payment
文例 · 用例
血を分けたきょうだいってものは、うれしいじゃござんせんか、ついきんのうもきんのうでしたがね、わざわざ前ぶれの手紙をよこしましてね。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
きんのうやきょうお江戸の土を踏んだ人間じゃあるめえし、観音さまはいつ来たってこのとおりの人込みですぜ。
— なぞの八卦見 『右門捕物帖』 青空文庫
くし巻きお由っていや、きんのうもご番所でやつのうわさが出ましたっけが、この節浅草を荒らしまわる女すりじゃござんせんかい」「だろうとにらんだればこそ、目を放さずにいろといってるんだ」「でも、深川のまま母は、あいつじゃござんせんぜ」「うるせえや、見てろといったら見ていろい!
— なぞの八卦見 『右門捕物帖』 青空文庫
「きんのう来たとき、襟足を剃れと言うたのに、まだ剃らんの」「でも、忙しいんですもの……」「忙しい忙しいと言うたところで、こんな家へ八|字髭の旦那方は来まいがな。
— 佐々木味津三 『山県有朋の靴』 青空文庫
「きんのうのう、もう上ったのけ?
— 宮本百合子 『だるまや百貨店』 青空文庫