基原
きげん
名詞
標準
ingredient (of a crude drug)
文例 · 用例
* そもそも、「畸形」といふ名称は、医学的に云ふと、広義の不具者(盲者、聾唖者、肢体不自由者、精神病者)に対して、特に身体の一部が異常な相貌を呈するものを指し、その原因は胚種基原欠陥にありとされてゐる。
— ――宛名のない手紙―― 『日本人とは?』 青空文庫
まあ、どうでせう、私にものを言ふ時には、いつも口ごもつて聞きとれないやうな大儀さうな言ひ方ばかりする癖に、あの娘さんには、まるで人が變つたみたいにあんな若やいだ聲を出して、たいへんごきげんさうに、おしやべりしていらしたぢやないの。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
土佐の一部では子供がふきげんで guzu-guzu いうのをグジレルと言い、またグジクルという。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
」「あの時、あなたが、一杯きげんで『雨の夜に日本近くねぼけて流れこむ』をうたって踊った時はおもしろかったがね、ハ、ハヽヽヽヽ」「ハヽヽ」といっしょに笑ったぎり、河田翁は何も言わない。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
「それでは王様、ごきげんよろしゅう。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
それではごきげんよろしゅう。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
竜巻は二人をおろして「さよなら、ごきげんよろしゅう」と云いながら風のように海に帰って行きました。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
絵の顔が気持ちのいい日はなんだか愉快であるが、そうでない日は自分もきげんがよくなかった。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
作例 · 標準
この漢方薬の主成分は、中国の山岳地帯に自生する多年草を基原としている。
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生薬の品質を一定に保つためには、基原となる動植物の産地や採取時期を厳密に管理しなければならない。
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薬剤師は処方された薬の基原植物について、薬用植物図鑑を広げながら丁寧に説明してくれた。
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偽物の生薬の流通を防ぐため、公定書では顕微鏡を用いた基原の同定方法が細かく定められている。
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