生薬
しょうやく異読 きぐすり・せいやく
名詞頻度ランク #34946 · 青空 66 例
標準
crude drug
文例 · 用例
「一、山男紫紺を売りて酒を買い候事、山男、西根山にて紫紺の根を掘り取り、夕景に至りて、ひそかに御城下(盛岡)へ立ち出で候上、材木町生薬商人近江屋源八に一俵二十五|文にて売り候。
— 宮沢賢治 『紫紺染について』 青空文庫
生薬屋のおやじも死んだと。
— 宮沢賢治 『紫紺染について』 青空文庫
手先の一人は取りあへず四谷伝馬町の生薬屋を取調べたが、その当日又はその前日に赤膏薬を買ひに来た侍はないと云ふのであつた。
— 岡本綺堂 『赤膏薬』 青空文庫
生薬屋の店で何か買っていました」「金造はどんな奴だ」「なに、けちな野郎ですよ」 半七は立ちどまって考えていた。
— 大森の鶏 『半七捕物帳』 青空文庫
御苦労だが、品川へ引っ返して、その生薬屋で金造が何を買ったか調べて来てくれ。
— 大森の鶏 『半七捕物帳』 青空文庫
そのすぐ近所に甲州屋という生薬屋があって、そこのお直という娘がお粂のところへ稽古に通っているのを、半七も知っていた。
— 半七先生 『半七捕物帳』 青空文庫
四十年ほど前予が本草学を修めた頃は、京阪から和歌山田辺(想うに全国到る処)の生薬屋に、馬、牛、猴、獺、狐、狸、狗、鹿、鯨、また殊に膃肭獣のタケリ、すなわち牡具を明礬で煮固めて防腐し乾したのを売るを別段不思議と思わず。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
「このお丸というのはどんな女だ」「芝口の下駄屋の娘で、兄貴は家の職をしていて、弟は両国の生薬屋に奉公しているそうです」と、源次は説明した。
— 筆屋の娘 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
漢方薬は、様々な生薬を調合して作られる。
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この薬草は、古くから民間療法で使われてきた生薬の一つだ。
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生薬の品質が、最終的な漢方薬の効果に大きく影響する。
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ウィキペディア
生薬 とは、天然に存在する薬効を持つ産物を、そこから有効成分を精製することなく、体質の改善を目的として用いる薬の総称。生薬の大半は植物由来のものであるが、動物や鉱物などに由来するものもある。世界各地の伝統医学で多くの生薬が用いられている。
出典: 生薬 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0