同郷
どうきょう
名詞頻度ランク #33423 · 青空 439 例
標準
same village
文例 · 用例
今官一とは、同郷であります。
— 太宰治 『田舎者』 青空文庫
この紙屋というのは竹村君と同郷のもので、主人とは昔中学校で同級に居た事がある。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
いつか同郷の先輩の書斎で美しい絵のついた長方形の浅いペン皿を見た事がある。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
ちょうど二学期の試験のすぐ前であったが、忙しい中から同郷の友達等が入り代り見舞に来てくれ、みんな足しない身銭を切って菓子だの果物だのと持って来ては、医員に叱られるような大きな声で愉快な話をして慰めてくれた。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
「常山の花」と題する小品の中にある「相撲取草」とは邦語の学名で何に当るかという質問を受けて困ってしまって同郷の牧野富太郎博士の教えを乞うてはじめてそれが「メヒシバ」だということを知った。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
淋しい田舎の古い家の台所の板間で、袖無を着て寒竹の子の皮をむいているかと思うと、その次には遠い西国のある学校の前の菓子屋の二階で、同郷の学友と人生を論じている。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
小さい時から苦学をしてやっと電気学校を卒業はしたが、目的のある柚木は、体を縛られる勤人になるのは避けて、ほとんど日傭取り同様の臨時雇いになり、市中の電気器具店廻りをしていたが、ふと蒔田が同郷の中学の先輩で、その上世話好きの男なのに絆され、しばらくその店務を手伝うことになって住み込んだ。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
なるほど弓削道鏡が自分の同郷出身だといって自慢する人はあまりないかもしれないが、しかし石川五右衛門の同郷者だといってシニカルな自慢を振り廻す人はあるかもしれない。
— 寺田寅彦 『夕凪と夕風』 青空文庫
作例 · 標準
海外で同郷の人に出会うと、親近感が湧く。
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彼女と同郷だと知って、一気に距離が縮まった気がした。
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遠い故郷を離れて暮らす同郷の友人たちと、毎年集まっている。
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