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揚棄

ようき
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
sublimation
文例 · 用例
いいかえればアルコールを揚棄したい、飲まずにはいられない酒を、飲んでもよい酒としたいのです。
種田山頭火 雑記 青空文庫
彼はショーペンハウエルが揚棄した意志を、他の一端で止揚したまでである。
萩原朔太郎 ニイチェに就いての雑感 青空文庫
彼もまた、身辺小説を揚棄して、客観的な世界に眼をむけたという点において、また、創作態度がなおざりでなく、真撃であるという点において、島崎、十一谷両氏と共通なものをもっている。
平林初之輔 昭和四年の文壇の概観 青空文庫
プロレタリア文学は、日本の事情の下ではその出生の階級を揚棄しようとするインテリゲンツィアと勤労階級の中からの少数の知識分子とによって作られて来たのであった。
宮本百合子 今日の文学の鳥瞰図 青空文庫
もとより、大衆と云えば直ちに一種の興奮的類型にとらわれるような幼稚な概念は揚棄されているにしろ。
宮本百合子 文学の大衆化論について 青空文庫
青白い生活、青白い句を揚棄せよ。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
――完全に遊興気分から脱却した、アルコールを揚棄することが出来た、――味はひ楽しむ時代が来たのだ。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
昨日の揚棄、今日の誕生。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
作例 · 標準
ヘーゲルの哲学における揚棄の概念は、深い洞察をもたらす。
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彼は過去の失敗を揚棄し、新たな境地を開いた。
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古い思想を揚棄し、より高いレベルへと発展させる必要がある。
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