器
うつわ
名詞頻度ランク #1941 · 青空 3870 例
標準
bowl
文例 · 用例
心は腐れ、器物は穢れぬ。
— 中原中也 『地極の天使』 青空文庫
少しく飛躍ではありますが、印象の瞬間捕捉なぞといふ考へも、一見甚だ嬉しいことではありますが、而もそれが嬉しいのは、人間を器械の如く推定した上でのことでありまして、その実人間は器械ではありませんからさういふ考へは思ひ付きに終るでありませう。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
さもなければ、無器用朴訥な愛嬌で助かる。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
此処の景色を私は好きである、坂は段々勾配を増し、酔つて夕陽に照らされてスタコラゆけば、まるで我が身か、我が身が運ぶ箱か分らず、多分今飲んだビールを運ぶ容器であるに相違なからう。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
此処は銀座の裏通りのカフェー、卓子の上で扇風器は、哀しげな唸りをつづけてゐる。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
頭はわるし、文章は下手、学問は無し、すべてに無器用、熊の手さながら、おまけに醜貌、たった一つの取り柄は、からだの丈夫なところだけであった。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
佐竹は陶器のような青白い歯を出して、にやっと笑った。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
水は器にしたがうものだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
標準
ability
ウィキペディア曖昧さ回避
器(うつわ、き) 容器 食器 人の能力や人格の大きさ 器具 - 機械、道具、カテゴリ器具を参照。 器官 - 生物体を構成する単位
出典: 器 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0