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阿修羅

あしゅら異読 あすら
名詞頻度ランク #25690 · 青空 174
1
標準
Asura
文例 · 用例
食したがっている者なのであるが、他の大鬼神に敵わないので、六ヶ月前に人の死を知り、先取権を確立するものであり、なかなか御稲荷様のような福祇尼はまた阿修羅波子とも呼ばれて、その義は「飲血者」である。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
もしそれ下界の阿修羅王、八万四千の眷属を率て、蒼海を踏み、須弥山を挟み、気焔万丈虚空を焼きて、星辰の光を奪い、白日闇の毒霧に乗じて、戟を掉い、斧を振い、一度虚空に朝せんか、持国広目ありとというとも、これよりして多事ならんと、思去り思来たりて、綾子は車上に憂悶せり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
人の世の最も切なき阿修羅の姿だ。
――当りまえのことを当りまえに語る。 もの思う葦 青空文庫
額には油汗がぎらぎら浮いて、それはまことに金剛あるいは阿修羅というような形容を与えるにふさわしい凄まじい姿であった。
太宰治 親友交歓 青空文庫
鋭い眼をした主人公が、銀座へ出て片手あげて円タクを呼びとめるところから話がはじまり、しかもその主人公は高まいなる理想を持ち、その理想ゆえに艱難辛苦をつぶさに嘗め、その恥じるところなき阿修羅のすがたが、百千の読者の心に迫るのだ。
太宰治 めくら草紙 青空文庫
三十歳そこそこの若さでだ、阿修羅みたいにそんなに仕事が出来るのはよくない前兆だぞと、今はもう冗談にからかってもギクリともしない。
織田作之助 青空文庫
想像だも及ばぬ生きた「被服廠の死屍」さながらの、累々たる黒褐の、頭の、図体の、鰭脚の、本能次第の、無智の、性慾そのものの、阿修羅の、また自然法爾の大群集、その大群集を見よ。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
女が転把の上げ方を知らないで、間誤間誤している隙を狙って、一足飛びに逃げのくと、あとから銃身を逆手に振上げた女が、阿修羅のように髪を逆立てて逐蒐けて来る。
夢野久作 キチガイ地獄 青空文庫
作例 · 標準
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阿修羅 は、八部衆または二十八部衆(中国では二十八天)に属する、仏教の守護神。略して修羅(しゅら)ともいう。六道の1つである修羅道の主。五道には含まれないが、趣(gati)の一つとするときは「阿修羅道」である。ご利益は武勇を得る事と仏法守護である(「阿修羅窟」の項を参照の事)。

出典: 阿修羅 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0