幻辞.com

官設

かんせつ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
governmentally or nationally established or run
文例 · 用例
然し現在の日本の展覧会(主として官設のそれ)が如何なる社会的意義と立場をもつてゐるかといふことに想ひ到る画家は、自分の仕事が可愛いければ可愛い程、この種の展覧会出品の意義に一応の疑ひをもつ必要があらう。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
殊に官設展覧会の存在の理由のアイマイさの一つに展覧会が画家の作品の発表機関であるか、奨励機関であるかといふ二つの認識の中間を漂泊してゐるのが現況である、両者一体の方針にあると主催側は主張するのであらう、事実はこの主催側の主張を裏切り、二つのものゝ矛盾を現してゐる。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
折しも新落成の鐵道開業の祝ひとかにて、車賃半額の期限、今日明日と迫りし節なりければ、乘者山の如く、此頃東海道の官設鐵道さへ、發着の時限、あてにならぬ折柄、一人なりとも多く客をつめこむを得とする私設鐵道のあてにならぬは、責むる方が無理なりとぞ。
内藤湖南 寧樂 青空文庫
日本文化中央連盟なるものは、決して官設ではない。
戸坂潤 思想動員論 青空文庫
実際官設ではこうした文化活動は出来ないのである。
戸坂潤 思想動員論 青空文庫
寛政三年、即多紀氏の躋寿館が私立より官設に移された年に、躋寿館は此仁和寺本を影写して蔵することを得た。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
鉄工場には、官設といわず、民間会社と云わず、三千度の溶鉱炉が真赤に燃え、ニューマティック・ハンマーが灼鉄を叩き続け、旋盤が叫喚に似た音をたてて同じ形の軍器部分品を削りあげて行った。
海野十三 空襲葬送曲 青空文庫
翁が今住んで居る家は、明治三十九年に出来た官設の駅逓で、四十坪程の質素な木造。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
作例 · 標準
その博物館は官設で、入場無料となっている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
官設の研究所では、基礎研究に重点が置かれている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
官設の官舎に住むことになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite