救国
きゅうこく
名詞
標準
salvation of one's country
文例 · 用例
まかり間違うと、鼻持ちならぬキザな虚栄の詠歎に似るおそれもあり、または、呆れるばかりに図々しい面の皮千枚張りの詭弁、または、淫祠邪教のお筆先、または、ほら吹き山師の救国政治談にさえ堕する危険無しとしない。
— 太宰治 『父』 青空文庫
このように、自分の心に嵐が起っているのと同様に、支那の知識層にも維新救国の思想が颱風の如く巻き起っていた。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
救国の叫びが、国内に充満するのも当然の事のように思われた。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
日露戦争に於ける日本の大勝利に依って刺戟されて得たこの周さんの発見は、あのひとの医学救国の思想に深い蹉跌を与え、やがて、その生涯の方針を一変せしめたそもそもの因由になったのではないか、と私は考えているのである。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
この天地の公道に拠らざれば救国の法また無しと観じて将軍慶喜公、まずすすんで恭順の意を表し、徳川幕府二百数十年、封建の諸大名も、先を争って己の領地を天皇に奉還した。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
もう僕はあの、科学救国論は全部、抹殺します。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
中国では、日本の侵略に抵抗して、「抗戦救国」というスローガンがあらゆるへんぴな村々の壁にはられました。
— 宮本百合子 『新しい抵抗について』 青空文庫
中国の知識人をふくむ全住民は、日本軍の侵略に抵抗して各地ではげしくたたかっていて、その「抗日救国」のビラやスローガンを通じて、中国のおびただしい文盲者さえ文字を知りはじめつつあった。
— 宮本百合子 『私の信条』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自らの命を顧みず、救国のために立ち上がった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
歴史上の偉人たちは、時に救国の英雄として語り継がれる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
政治家は、国民の期待を背負い救国の大業に臨む。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
混乱の時代に、民衆は救国のリーダーの出現を強く望んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash