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投錨

とうびょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
anchoring
文例 · 用例
その夜は湾内に快速巡洋艦アメリカ号が投錨した夜なので、女達の首にはたくましいヤンキーの水兵の腕がからんでいた。
吉行エイスケ スポールティフな娼婦 青空文庫
七月十七日 最近|投錨したカトゥーバ号のビックフォード艦長を訪う。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
その上、水軍の諸将、即ち長曾我部元親、加藤|嘉明、九鬼嘉隆等も各々その精鋭をすぐって、遠州今切港や清水港に投錨して居るのだから、小田原城は丁度三面包囲を受ける形勢にある。
菊池寛 小田原陣 青空文庫
これが全くわれわれの進路を妨害したために、われわれは再び投錨して、氷のとけるのを待つのほかには、どうすることも出来なくなったのである。
北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 世界怪談名作集 青空文庫
万寿丸は「動いてはあぶない」とばかりに、立ちすくんだ盲人のように、そこに投錨して一夜を明かすことになった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
そこで状態は、投錨の際に一度に悪化した。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
十二月三十一日、午前九時――全く、うまく行ったものだ――万寿丸は横浜港内深くはいって、ほとんど神奈川沖近くへ投錨した。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
一方チーフメーツは投錨と共に、通い船に乗って水上署へおもむいた。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
作例 · 標準
船長は港に到着すると、すぐに投錨を指示した。
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荒れる海で投錨したが、錨がうまく効かずに流された。
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夜明け前、漁船は目的の漁場で投錨し、網を降ろし始めた。
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