路傍
ろぼう
名詞頻度ランク #43803 · 青空 1410 例
標準
roadside
文例 · 用例
秋日行語〔菊もうららに〕萩原朔太郎菊もうららに咲きいでたれど我身は砂丘に寄りて悲しめりさびしや海邊のおくつきに路傍の草を手向くることこのわびしきたはむれにひとり樹木にすがりつきたましひも消えよとむせびなく。
— 〔菊もうららに〕 『秋日行語』 青空文庫
山吹や笠に挿すべき枝の形 ひとり行く旅の路傍に、床しくも可憐に咲いてる山吹の花。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
見よ 此處に無用の石路傍の笹の風に吹かれて無頼の眠りたる墓は立てり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
忠治の墓は、荒寥たる寒村の路傍にあり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
路傍に倨して詩を作る。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
このたびは霧がなかった、紫の花咲くクカイ草、蘭に似た黄色の花を垂れるミヤマオダマキが、肉皮脱落して白く立っている樅の木を、遠く見て、路傍にしなやかに俯向いている、熊笹が路には多い。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
路傍の犬がだんだんおとなしくしおらしく見え出す。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
そして路傍で拾つた繩の帶を卷きつけながら、平然として吉原遊廓へ登り込んだ。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れの路傍に咲く一輪のタンポポに、ふと足を止めて見入ってしまった。
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昔の旅人は、路傍の地蔵に手を合わせ、道中の安全を祈ったという。
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彼は路傍に車を停め、カーナビで目的地までのルートを再確認した。
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