道脇
みちわき
名詞
標準
side of the road
文例 · 用例
街道の並木の松さすがに昔の名残を止むれども道脇の茶店いたずらにあれて鳥毛挟箱の行列見るに由なく、僅かに馬士歌の哀れを止むるのみなるも改まる御代に余命つなぎ得し白髪の媼が囲炉裏のそばに水洟すゝりながら孫|玄孫への語り草なるべし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
それから下の方へ下がった道脇に「正門」とあるのはたぶん前田邸の正門の意味かと思われる。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
随ってまた小鳥がいる以上は、それらの小鳥を狙う鳥刺しがひとりや二人|徘徊していたとても、何の不思議はない筈なのに、ふらりふらりとやりながら何気なくひょいと見ると、何と言う里の何と言う鎮守であるか、そこの街道脇につづいた鎮守の森の外をうろうろしている鳥刺しの容子が、いかにも少し奇怪でした。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
「定遍殿より附けられた勢が、三十人あまり街道脇に、わしの合図を待っておる。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
後で妻が『おや、団栗が』と不意に大きな声をして、道脇の落葉の中へはいつて行く。
— 中谷宇吉郎 『『団栗』のことなど』 青空文庫
作例 · 標準
道脇にあるベンチに座って、散歩の途中に一休みすることにした。
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道脇の茂みから突然野良猫が飛び出してきて、心底驚いた。
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道路工事のために、道脇に赤いコーンが等間隔で並べられている。
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