狂れる
ふれる
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #22824 · 青空 37 例
標準
to go mad
文例 · 用例
また私は、お前にそれを心のありったけ話し尽したならば、私の此の胸も透くだろうと思う、そうでもしなければ私は本当に気でも狂れるかも知れない。
— 近松秋江 『別れたる妻に送る手紙』 青空文庫
「あいつはねえ、気が狂れると腰から上を斯う、フラフラふらふらとさせてね、両手をダラリと斯んな風に持て扱ひに苦しみ乍ら、肩から下へダランダランと振り動かして――それはそれは莫迦らしいことばかり喋るんですよ。
— 坂口安吾 『竹藪の家』 青空文庫
われわれが物理学のかなり深いところを探究しているつもりでも、時々子供や素人から受ける質問が往々にして意外に根本的な物理学の弱点にふれる事を見るのである。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
最初にやった実験は、電流計の磁針が交流でふれることに関するものであって、その結果は同年の British Association で報告している。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
世の常の愛ではなく、もつとずつと意味の深い、ヒユーマニチイの祕密にふれる、ふしぎに美しく純粹の愛が泉のやうに湧きあげてきた。
— 萩原朔太郎 『田端に居た頃』 青空文庫
前者は纎細簡潔、冗漫や無駄を嫌つて一字一字を惜みながらコツコツと筆を運んだが、後者は深刻重厚、筆力のあふれるままにグングン筆を走らせた。
— 南部修太郎 『氣質と文章』 青空文庫
と、何か、バラバラと脚にふれるものがあった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
トシエは、ひょっと、何かの拍子に身体にふれると、顔だけでなく、かくれた、どこの部分でも、きめの細かいつるつるした女だった。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
作例 · 標準
あまりのショックに、彼はついに狂れてしまった。
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