晒し者
さらしもの
名詞
標準
pilloried criminal exposed to public view
文例 · 用例
昔は不義の男女を罰するために日本橋の袂に晒し者にして置いた。
— 永井荷風 『つゆのあとさき』 青空文庫
第八十四回 晒し者と拷問法王を咀う 十月上旬ラサ府の住居よりパルコル(廻道)へ指して出掛けました。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
それは何々の罪状によってこの者は幾日の間こういう晒し者にして、その後あるいは流罪あるいは叩き放しにするとかいうような事なんです。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
悲惨なる美人の晒し者 その時代にノルプー・チェリンという人が総理大臣の権を握って大変に圧制をして、辜のないのに沢山な人を殺した事もあったそうですがそれは全く事実である。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
私は現在の世の中に地獄が現われて居るかのごとく思われ、その人の心事を察して気の毒に思いつつ向うの方に廻って参りますと、釈迦堂の南西の隅の日当りのよい所、最もパルコルの中の道の広い所であるがそこの石の上に美しい貴婦人の晒し者 が居る。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
で三日あるいは七日晒し者にするもあり、あるいは晒さずにその首を瓶の中に入れて、そういう首ばかり集めてある堂の中に放り込んでしまうのもある。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
往来の人は、その晒し者の奇怪なグロテスクを一目見ると共に、その直ぐ上に立てられた捨札を一読しないわけにはゆかぬ。
— 農奴の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
その米友が、今は脆くもこの運命に立至って、不憫や、この東海道の要衝の晒し者として見参せしめられている。
— 農奴の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
彼は嘘がばれて会社での信用を失い、まるで晒し者のように肩身が狭い思いをした。
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昔の村では、掟を破った者が晒し者にされることもあったという。
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「こんなことをしたら、まるで晒し者じゃないか!」と彼は怒りを露わにした。
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