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離礁

りしょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
refloating
文例 · 用例
船員たちの一両日にわたる忍耐強い努力の結果、ついに満潮を見て自力で離礁することができたが、この悪戦苦闘の最中に、そこの海底が木曜島にも遥かにまさって白蝶貝、黒蝶貝の老貝の密集地帯であることを発見したのである。
その六 血を見る真珠 明治開化 安吾捕物 青空文庫
全員、飯上げをして生気をとり戻すと、早速海難の状況を調べたが、船齢七十余年の老鉄船はふしぎにたいした損傷も受けていず、満潮を利用して離礁することができたらこのまま目的地へ辷りこめるかのような楽観的な考えを起させた。
久生十蘭 ノア 青空文庫
高桑中尉が離礁作業の指揮をとることになり、とりあえず船を軽くするための応急処置として、防材用の丸太や角材を海へおろし、ボートに錨を積んで出来るだけ遠くへ入れさせてキャプスタンをかけたが、船は動かずに錨のほうがあっけなくひき寄せられてきた。
久生十蘭 ノア 青空文庫
このぐあいでは満潮を利用する離礁はとうてい望みなしということになった。
久生十蘭 ノア 青空文庫
大貫上等兵は舷から身体を乗りだして、「隊長殿、火砲と積荷を犠牲にすれば離礁するのです。
久生十蘭 ノア 青空文庫
それはたいへんだ、探して見ようということになって、足立がいっしょに行って環礁の外側をまわって見ると、入口に近い離礁の岸に三隻のボートが散々に壊されて漂着しているのを発見した。
久生十蘭 三界万霊塔 青空文庫
二日は会議に暮れ、翌三日は朝からまた離礁作業にかかった。
久生十蘭 海難記 青空文庫
ラ・メデュウズには二十四斤砲が十四門も搭載されていたが、それさえ捨てていたら、離礁していたかも知れないからである。
久生十蘭 海難記 青空文庫
作例 · 標準
座礁したタンカーは、満潮を待って離礁作業が行われる予定だ。
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タグボートに引かれ、巨大な貨物船が無事に離礁した。
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会社の経営危機という暗礁を乗り越え、ようやく離礁の目処が立った。
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