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利生

りしょう
名詞
1
標準
blessings bestowed by the Buddha on all living creatures
文例 · 用例
釈尊が菩提樹下で正覚後四十五年の説法、それに次いで代々の宗祖、高僧がたの利生方便はみなこれであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
主人が跣足になって働いているというのだから細君が奥様然と済してはおられぬはずで、こういう家の主人というものは、俗にいう罰も利生もある人であるによって、人の妻たるだけの任務は厳格に果すように馴らされているのらしい。
幸田露伴 太郎坊 青空文庫
かゝれ、かゝれ、寄衆もつこてかゝれ、寄衆鉄砲の玉のあらん限りは、とんとと鳴るは、寄衆の大筒、ならすとみしらしよ、こちの小筒で、有りがたの利生や、伴天連様の御影で、寄衆の頭を、すんと切利支丹。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
そこを助ける、生きながら畜生道に落ちる処を救いたまわる、現当|利益、罰|利生、弘法様はあらたかやぞ。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
それが仏の利生方便、まことに有難いところだと申します」「どの地蔵さまを縛ってもいいんですか」「いや、そうは行かない。
地蔵は踊る 半七捕物帳 青空文庫
いたって貧乏なケチな店だったが、『金毘羅利生記』を出版してマンマと失敗した面胞だらけの息子が少しばかり貸本屋学問をして都々逸や川柳の咄ぐらいは出来た。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
K博士の卓説の御利生でもあるまいが、某の大臣の夫人が紅毛碧眼の子を産んだという浮説さえ生じた。
――新文学の曙光―― 四十年前 青空文庫
千歳座の「水天宮利生深川」で、おゆきという貧家の娘。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
作例 · 標準
仏の慈悲による利生を願い、多くの人々が寺院を訪れる。
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彼は人々のために尽くすことが、自らにとっても利生につながると信じている。
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その僧侶は、衆生済度と利生のために全国を行脚した。
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