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心魂

しんこん
名詞頻度ランク #43315 · 青空 101
1
標準
heart and soul
文例 · 用例
「何百年の間、武蔵相模の土に亙って逞しい埋蔵力を持ちながら、葡い松のように横に延びただけの旧家の一族に付いている家霊が、何一つ世間へ表現されないのをおやじは心魂に徹して歎いていたのだ。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
茶会御出席に依り御心魂の新粧をも期し得べく、決してむだの事には無之、まずは欣然御応諾当然と心得申者に御座候。
太宰治 不審庵 青空文庫
手にとって見なければ信ぜられぬとは、さてさて、あわれむべき御心魂
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
力寿という名は宇治拾遺などには見えず、後の源平時代くさくてやや疑わしいが、まるで想像から生み出されたとも思えぬから、まず力寿として置くが、何にせよこれが定基には前世因縁とも云うものであったか素晴らしく美しい可愛いものに見えて、それこそ心魂を蕩尽されて終ったのである。
幸田露伴 連環記 青空文庫
」 と、踞むと、扇子を前半に帯にさして、両手を膝へ、土下座もしたそうに腰を折って、「さて、その時の御深切、老人心魂に徹しまして、寝食ともに忘れませぬ。
泉鏡花 白金之絵図 青空文庫
その儀もかねてうけたまわり、老人心魂に徹しております。
泉鏡花 白金之絵図 青空文庫
我は如何に禅僧の如くに悟つてのけんと試むるとも、我が心宮を観ずること甚深なればなるほど、我は到底悟つてのけること能はざるを知る、風流の道も我を誘惑する事こそあれ、我をして心魂を委ねて、趣味と称する魔力に妖魅せらるゝに甘んぜしめず。
北村透谷 我牢獄 青空文庫
その叫びし聲は我骨髓に徹し、その遽しく奔り去りし状は我心魂を奪ひ、われは身邊の柱楹草木悉く旋轉するを覺えて、何故ともなく馳せ出し、荊莽の上を踏みしだきつゝ徐かに歩める人々を追ひ越し行きぬ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
作例 · 標準
彼は心魂を込めて、その絵を描き上げた。
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心魂を傾けて研究に打ち込む。
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この事業に心魂を捧げ、成功へと導いた。
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