神婚
しんこん
名詞
標準
marriage between a human and a god
文例 · 用例
思ふに、土師の村の社には、いつの頃にか、美保式の神婚の民譚がついて居たのを、たつた一点を改造した為に、辻褄の合うた様な、合はぬ様な話が出来上つたのであらう。
— 折口信夫 『鶏鳴と神楽と』 青空文庫
併し此を以て直ちに、事代主神婚譚を構成した原因などゝはきめられない。
— 折口信夫 『鶏鳴と神楽と』 青空文庫
こゝに人間の妻訪ひに於けるよりも、もつと/\色濃く、庭つ鳥の神婚譚に入り込んで来ねばならなかつた訣のある事が、既にしのゝめのほがらにあなた方の胸に這入つた事であらうか。
— 折口信夫 『鶏鳴と神楽と』 青空文庫
四さうした形の外に、まだ神秘な一夜の神婚の場所がありました。
— 折口信夫 『古代生活に見えた恋愛』 青空文庫
他から来る神を迎へる神婚式即、棚機祭り式で、同時に、夏秋の交叉を意味するゆきあひを、男神・女神のゆきあふ祭りと誤解し勝ちの一例を見せてゐる。
— 折口信夫 『たなばたと盆祭りと』 青空文庫
羽衣・浦島伝説系統の女神・天女に関する限りなき神婚譚は、皆巫女の上にありもし、あり得べくもあつて(柳田氏)民習の説話化したものに疑ひない。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
我が国の民間伝承を基礎として、Cupid and psyche type(我が三輪山神婚説話型に当る)の神話を解すれば、神に近い人としての求婚法が、一つの要素になつて居るといふ事も出来る。
— 折口信夫 『「とこよ」と「まれびと」と』 青空文庫
此処には主として、神婚の第一形式として、複式の物から述べよう。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
作例 · 標準
日本の神話には、神婚の物語が数多く語られている。
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その村では、昔から神婚の伝説が伝わっている。
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古代の人々は、神婚を通して神の力を得ようとした。
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