余論
よろん
名詞
標準
ober dictum
文例 · 用例
『読史余論』の著者新井白石が、そのなかで信長成功の理由を色々挙げたうちに、応仁の乱後の人戦闘を好みて民力日々に疲れ、国財日々乏しかりしに備後守信秀|沃饒の地に拠つて富強の術を行ひ耕戦を事とし兵財共に豊なりしに、信長其業をつぎ、英雄の士を得て百戦の功をたつ。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
新井白石の「読史余論」は、これを信長の大功の一にさへ数へてゐるのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
これは余論もあろうがともかくも一説をなしている。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
(五) これは畢竟余論である。
— 芥川龍之介 『文芸的な、余りに文芸的な』 青空文庫
)けれどもそれは余論である。
— 芥川龍之介 『文芸的な、余りに文芸的な』 青空文庫
益満は、その顔へ、笑いかけながら「手前――女を、一人、助けねばならず、家も、国も、天下も――」「余論を申すな。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
(以下なお余論あり。
— 福沢諭吉 『政事と教育と分離すべし』 青空文庫
次に新井白石は、一銭を盗めるものをも死刑に処することであるとして、「読史余論」の中に次の如くに述べている。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
作例 · 標準
彼の長いスピーチの最後に、本題とは関係ない余論が付け加えられた。
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この論文の主要なテーマではないが、余論として興味深い考察が述べられている。
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授業の最後に先生が話した余論が、なぜか生徒たちの心に響いた。
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