帰伏
きふく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
submission
文例 · 用例
さればと云って今更帰伏して小田原攻参会も時おくれとなっている、忌々しくもある。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
こんな詭計を用いているうちに、一、二年の後には土地の者がみな彼に帰伏した。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
月支国王名は栴檀、この王、志気雄猛、勇健超世、討伐する所|摧靡せざるなし、すなわち四兵を厳にし、華氏城を攻めてこれを帰伏せしめ、すなわち九億金銭を索む。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
昔の坊さんは宗論に負ければ袈裟をぬいで相手に捧げ、帰伏改宗したものと聞くが、今日の人間には思い及ばぬことである。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
神・精霊等を帰伏させるのに、前者の呪言なるつぎを自由にすると言ふ意味もあつたのであらう。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
」と喚んだが、なかなか眼を覚まさない、唖の男は両手で頭を抱え床の上に帰伏しているので、本田はちょっと気をゆるした。
— 大倉※子 『鳩つかひ』 青空文庫
荒木村重の片腕とも恃まれていた中川|清秀は、突然城を出て信長へ帰伏してしまった。
— 第五分冊 『新書太閤記』 青空文庫
海道一帯の平地の民が、山住様に帰伏する心持は、なんと本社の神職たちが説明しようとも、全く山の御犬を迎えてきて、魔障盗賊を退ける目的の外に出なかった。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
作例 · 標準
領土を侵略された小国は、大国の圧倒的な武力を前に帰伏せざるを得なかった。
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乱世を生き抜くため、周囲の多くの豪族が勢いに乗る戦国大名に帰伏した。
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敗れた敵将は潔く負けを認め、その場で兜を脱いで帰伏を誓った。
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古い記録によれば、その部族は遠く離れた帝の徳に打たれて帰伏したという。
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