屈服
くっぷく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #24813 · 青空 267 例
標準
yielding
文例 · 用例
日本画には到底科学などのために動揺させられない、却ってあるいは科学を屈服させるだけの堅固な地盤があると思う。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
』という冷酷な絶対命令の下に君が屈服しないですんだことは断じてなかったのだ。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
日に十里を楽々と走破しうる健脚を有し、獅子をも斃す白光鋭利の牙を持ちながら、懶惰無頼の腐りはてたいやしい根性をはばからず発揮し、一片の矜持なく、てもなく人間界に屈服し、隷属し、同族互いに敵視して、顔つきあわせると吠えあい、噛みあい、もって人間の御機嫌をとり結ぼうと努めている。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
この言葉はおぬいさんを(もし彼女があたり前の事を知った女なら)怖れさすに十分だと同時に、反抗か屈服かの覚悟を強いるに十分な言葉なはずだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
惟うに博学多才なる深川夫人が慈善会を代表して、渠が暴行を戒めしに、屈服したりしものならんか。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
のびない護謨もゆとりがあって面白いと云う人を屈服させる訳には行かない。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
丁度何年か前、上級生に打たれた時に感じた、あの「肉体への屈服」と、「精神への蔑視」とを、彼は再び事新しく感じるのであった。
— 中島敦 『プウルの傍で』 青空文庫
陽子を屈服させるためには、どんな犠牲を払ってもいいのだ。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
作例 · 標準
激しい抵抗の末、ついに敵は屈服した。
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彼は、これ以上の交渉は無駄だと悟り、渋々屈服した。
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権力に屈服することなく、正義のために戦い続ける姿勢は尊敬に値する。
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