漕ぐ
こぐ
動詞-五段-ガ行動詞-他動詞頻度ランク #37117 · 青空 1745 例
標準
to row
文例 · 用例
帆をあげた舟、発動汽船、ボート、櫓で漕ぐ舟、それらのものが春のぽかぽかする陽光をあびて上ったり下ったりした。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
八百八|島と言ふ島の間を、自由に青畳の上のやうに漕ぐんだと言ふから、島一つ一つ趣のかはるのも、どんなにいゝか知れやしない。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
あなたはなほも、語るでせう、よしないことや拗言や、洩らさず私は聴くでせう、――けれど漕ぐ手はやめないで。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
ひとの漕ぐ艇、わが漕艇と意識の区別は全く消え失せ、ただ一つのものが漕いでいる。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
」「何、叔母さんさえ信用するんなら、船だけ借りて、漕ぐことは僕にも漕げます。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
まず休んで、」 と三足ばかり、路を横へ、茶店の前の、一間ばかり蘆が左右へ分れていた、根が白く濡地が透いて見えて、ぶくぶくと蟹の穴、うたかたのあわれを吹いて、茜がさして、日は未だ高いが虫の声、艪を漕ぐように、ギイ、ギッチョッ、チョ。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
上手に漕ぐな、甘いものだ、感心なもんじゃな。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
大丈夫|漕ぐですから、あれに乗せてもらいましょう、どうです。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
作例 · 標準
霧の立ち込める湖で、オールをゆっくりと漕いでボートを対岸へ進めた。
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カヌーを漕ぐたびに、水面に跳ねるしぶきが日の光を反射してキラキラと輝く。
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友人とボートを漕いで公園の池を一周したが、意外と腕の筋肉を使った。
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標準
to pedal (a bicycle, etc.)
作例 · 標準
登校時間に遅れそうだったので、自転車のペダルを必死に漕いで坂道を駆け上がった。
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三輪車を一生懸命に漕ぐ子供の姿を、親たちは笑顔で見守っている。
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フィットネスクラブでエアロバイクを30分間漕ぎ続け、爽やかな汗を流した。
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標準
to swing (on a swing)
作例 · 標準
公園のブランコで、空に届きそうなほど高く漕ぐのが子供たちの自慢だった。
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彼はベンチに座りながら、退屈しのぎに足をぶらぶらさせてブランコを漕いでいた。
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「もっと高く漕いで!」とせがむ娘の背中を、父親が優しく押してあげた。
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標準
to work (a hand pump)
作例 · 標準
井戸のポンプのレバーを上下に漕ぐと、冷たい地下水が勢いよく流れ出てきた。
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災害時に備えて、手動で漕ぐタイプの発電機を防災用品の中に備えておく。
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古い手押しポンプを何度も漕いで、ようやくバケツいっぱいに水を溜めた。
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標準
to push through (a thicket, deep snow, etc.)
作例 · 標準
昨夜からの大雪で腰まで積もった雪の中を、ラッセル車のように漕いで進んだ。
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鬱蒼と茂る藪を漕いで森の奥へ進むと、隠れた名瀑が姿を現した。
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道なき道を漕いでようやく山頂に辿り着いた時、目の前に絶景が広がった。
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