牽牛
けんぎゅう
名詞
標準
Altair (star in the constellation Aquila)
文例 · 用例
その頃はまだ織女や牽牛は宵のうちにはかなりに東にあった。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
しばらく見なかった間に季節が進んでいる事は織女牽牛が宵のうちに真上に来ているのでも知られた。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
牽牛花 朝寐は福の神のお嫌ひなり。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
だが、秋の七草に含まれる朝顔は夏の朝咲くいはゆる朝顔――これを古字にすれば牽牛子又は蕣花と書く――ばかりではなく、木槿と桔梗をも総称してのものである。
— 岡本かの子 『秋の七草に添へて』 青空文庫
さういへば木槿も桔梗も牽牛子と同じやうに花の形が漏斗の形をしてゐる。
— 岡本かの子 『秋の七草に添へて』 青空文庫
然るに冷罵を加へて、※何ぞ自ら欺くやと云はぬばかりに刺笑したるが爲に、一青年の心は牽牛花の苗の只一足に蹂躪されたるが如く、忽然として其の力を失ひ、突如として車を捨てて走るに至つたのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
牽牛花の色は土壤のアルカリ分酸分の多少によつて異つて來る。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
この夜は、牽牛星と織女星が、一年にいちどの逢う瀬をたのしむ夜だった筈ではないか。
— 太宰治 『作家の手帖』 青空文庫
作例 · 標準
七夕の夜、牽牛星と織女星が天の川を渡るという伝説がある。
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夏の夜空には、ひときわ明るく輝く牽牛が見える。
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「見て!あれが牽牛星だよ!」
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