精神統一
せいしんとういつ
名詞
標準
concentration of mind
文例 · 用例
変化の術が人間にできずして狐狸にできるのは、つまり、人間には関心すべき種々の事柄があまりに多いがゆえに精神統一が至難であるに反し、野獣は心を労すべき多くの瑣事を有たず、したがってこの統一が容易だからである、云々。
— ―沙門悟浄の手記― 『悟浄歎異』 青空文庫
そうそう、そのことを精神統一というんだ」「うそだ、あたるもんか」 と、河合はあくまで反対だ。
— 海野十三 『火星探険』 青空文庫
横井はそれを「精神統一」と呼んだ。
— 葛西善蔵 『子をつれて』 青空文庫
精神統一を練習し給え。
— 葛西善蔵 『子をつれて』 青空文庫
……此奴は口では斯んなことを云ってるが腹の中は斯うだな、ということが、この精神統一の状態で観ると、直ぐ看破出来るんだからね、そりゃ恐ろしいもんだよ。
— 葛西善蔵 『子をつれて』 青空文庫
……此奴怪しいな、斯う思った刹那にひとりでに精神統一に入るんだね。
— 葛西善蔵 『子をつれて』 青空文庫
「※」と封じて精神集中、長く間を保って精神統一、――この心境持続の間は、壁を攀ずることも天井を渡ることも、いながら肉身空に向かって、数丈の高さに浮かぶことも、自由自在だといわれていた。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
精神統一を練習し給へ。
— 葛西善藏 『子をつれて』 青空文庫
作例 · 標準
弓道部では、矢を放つ前に数分間の精神統一を行い、心を鎮める。
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重要なプレゼンの直前、彼は目を閉じて深く呼吸し、精神統一を図った。
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座禅の目的は、精神統一を通じて自己の内面と向き合うことにある。
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