波紋
はもん
名詞頻度ランク #14476 · 青空 411 例
標準
ripple
文例 · 用例
マルシャル橋や王宮橋から毎日のように眺め見下ろしたスプレーの濁り水に浮ぶ波紋を後年映画「ベルリン」の一場面で見せられたときには、往年の記憶が実になまなましく甦って来るのを感じたのであった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
池の波紋が遂に汀に達すると、そこに浮いている木の葉や板片が動揺し少時してまたもとの静平に復する。
— 寺田寅彦 『無線電信の近状』 青空文庫
池の面の波紋でも実験されるように、波の長さが障碍物の大きさに対して割合に小さいほど、横に散らされる波のエネルギーの割合が増す。
— 寺田寅彦 『塵埃と光』 青空文庫
だから、真紅の波紋絹に、かの女の愛の言葉は乗って、「――………どうかしよって?
— 吉行エイスケ 『東京ロマンティック恋愛記』 青空文庫
夕凪の海面をわたりてこの声の脈ゆるやかに波紋を描きつつ消えゆくとぞみえし。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
水面を掠めてとぶ時に、あの長い尾の尖端が水面を撫でて波紋を立てて行く。
— 寺田寅彦 『浅間山麓より』 青空文庫
ちょっとした人の足音にさえいくつもの波紋が起こり、風が吹いて来ると漣をたてる。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
池の水がいつもとちがって白っぽく濁っている、その表面に小雨でも降っているかのように細かい波紋が現滅していた。
— 寺田寅彦 『小爆発二件』 青空文庫
作例 · 標準
石を投げたら、水面にきれいな波紋が広がった。
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彼の突然の発言は、会議室に静かな波紋を投げかけた。
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そのニュースは、業界全体に予想外の波紋を呼んだ。
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標準
repercussions
作例 · 標準
その決定がどのような波紋を呼ぶか、まだ誰にも分からない。
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小さな嘘が、やがて大きな波紋となって返ってきた。
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今回の件は、社会に少なからず波紋を投げかけるだろう。
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標準
Japanese slit drum
作例 · 標準
雅楽の演奏会で、美しい波紋の響きが会場を包み込んだ。
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寺院の静寂な境内では、時折、波紋の澄んだ音が聞こえてくる。
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祭りの行列で、独特のリズムを刻む波紋の音が響き渡った。
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