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広がる

ひろがる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞頻度ランク #4837 · 青空 1022
1
標準
to spread (out)
文例 · 用例
都会の上に広がる濁った空気を透して見るのでそれが妙な赤茶けたあたたかい色をしていた。
寺田寅彦 春六題 青空文庫
横に広がるだけでしょう。
宮沢賢治 台川 青空文庫
「春雨」「秋風」というような言葉は、日本人にとっては決して単なる気象学上の術語ではなくて、それぞれ莫大な空間と時間との間に広がる無限の事象とそれにつながる人間の肉体ならびに精神の活動の種々相を極度に圧縮し、煎じ詰めたエッセンスである。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
なぜとならば、それはひょっとしたらどこまでも広がるかもしれないという恐れがあるからである。
寺田寅彦 神田を散歩して 青空文庫
去年と同じ家のベランダに出て、軒にかぶさる厚朴の広葉を見上げ、屋前に広がる池の静かな水面を見おろしたときに、去年の夏の記憶がほんの二三日前のことであったようによみがえって来た。
寺田寅彦 あひると猿 青空文庫
また半球形の湯飲み茶わんに突然水を放射すると水は器壁に沿うて走り上り、縁から外に傘状に広がる、そうしていつまでたっても茶わんには水が満たされない。
寺田寅彦 日常身辺の物理的諸問題 青空文庫
この場合は明らかに墨のコロイド粒子群が内から外へ進行する際にその進行速度にはなはだしい異同ができ、その異同が助長されるのであろうが、この事実の形式的類推から放電陽像の場合にも、何物か粗粒的なものが内から外のほうへ広がるのではないかという想像を誘われる。
寺田寅彦 自然界の縞模様 青空文庫
水流の場合には一般に流線の広がる時に擾乱が起こるが流線が集約する時にはそれが整斉される、あれと似たことがありはしないかとも考えられる。
寺田寅彦 自然界の縞模様 青空文庫
作例 · 標準
丘の上に立つと、眼下に一面のひまわり畑が広がっていて圧倒された。
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パンにバターを塗ると、焼きたての香ばしい匂いがキッチンいっぱいに広がる
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ネット上の噂は、真偽が確かめられないままあっという間に広がってしまった。
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