伝染る
うつる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞頻度ランク #31181 · 青空 0 例
標準
to be infected
文例 · 用例
せめて病煩いの時、優しい言も掛けられて、苦い薬でも飲ましてもらおうと思えば、何だ、トラホームは伝染るから実家へ帰れ!
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
そんなら、なぜ、人間そのままの時、楽屋口で、お久さんの娘の婿が、浅葱の袖口をびらつかせた時、その、たたき込んだ張扇とかで、人の大切な娘をただで水仕事をさせ、抱きまでして、姑に苛めさせた上、トラホームが伝染るから実家へ帰した、横ぞっぽうを撲挫かないんです。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
」「いいえお女郎から伝染るといいますよ。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
一日も早う死にたいと言うては泣いて居るわいの、さうすると又可哀相になつて来るしの、磯二なんか伝染ると言うて、決して一所に飯など食はん、お桐が納戸から出て来るとお膳を持つて広間へ出て行くもんやさかい、あれも何かにつけて気兼するし、それを思ふと可哀相でならぬわいの。
— 加能作次郎 『厄年』 青空文庫
「不良は伝染るなア。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
私はただ、一つの部屋におりましたというのみのこと、伝染るのを恐れて、投げ入れられましたなれど、実はこのとおり健やかなのでございますから」 女の心臓が、横蔵のそれほど、激しく鼓動してないことは、言葉つきでも知れた。
— 小栗虫太郎 『紅毛傾城』 青空文庫
海岸の方なら、病気が伝染る事は絶対になくつてよ。
— 三好十郎 『浮標』 青空文庫
五郎 伝染るもんか。
— 三好十郎 『浮標』 青空文庫
作例 · 標準
例句