紙屑拾い
かみくずひろい
名詞
標準
ragpicker
文例 · 用例
さっきからこのさわぎなので、長屋は、奥の紙屑拾いのおかみさんが双生児を産んだ時以来の大騒動。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
」 唐人唄を中止した彦兵衛、きょうも早朝から紙屑拾いに出かける気か、笊を背に、長い竹箸を手に、ぶらりと出て来て、こう常吉と勘次へ半々に、挨拶でもなく、茶化すでもなく、いつもの無表情な顔でしきりに感心しているところで、やにわに家のなかから藤吉の声がした。
— 宙に浮く屍骸 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
事件|出来とみて、紙屑拾いに出かけようとしていた葬式彦も引き留められ、勘次は、あわてふためいている常吉を案内して広くもない玄関へ通すと、破れ半纏をひっかけた藤吉親分が、鳩尾の釘抜の文身をちらちらさせて、上り框にしゃがんでいたのだった。
— 宙に浮く屍骸 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
早朝から道楽の紙屑拾いに出て行った藤吉部屋の二の乾児の葬式彦兵衛が、愛用の竹籠を背に諏訪因幡守様の屋敷前を馬場へかかると、路地や門口を面白ずくに歩き廻っている河原者らしい一隊に出逢った。
— 怨霊首人形 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
乾児の岡っ引二人のうち弟分の葬式彦兵衛は芝の方を廻るとだけ言い置いて、いつものとおり鉄砲笊を肩にして夜明けごろから道楽の紙屑拾いに出かけて行った。
— 梅雨に咲く花 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
足を洗って紙屑拾いでも何でもやりますよ」 ガラッ八の折入った様子は、世にも不思議な痛々しさでした。
— くるい咲き 『銭形平次捕物控』 青空文庫
それを通り掛りの紙屑拾いに拾われたのであった。
— アルセーヌ・ルパン 『奇巌城』 青空文庫
即ち鉄箸では火になった炭をつかみ、料理番は魚や菓子をひっくり返すのに箸を用い、宝石商は懐中時計のこまかい部分を組み立てるために繊細な象牙の箸を使用し、往来では紙屑拾いや掃除人が長さ三尺の箸で、襤褸や紙や其他を拾っては、背中に負った籠の中にそれを落し入れる。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
作例 · 標準
昔の日本では、紙屑拾いが重要な資源回収の役割を担っていた。
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彼は、物語の中で、町をさまよう紙屑拾いの姿を描写した。
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「この辺りで紙屑拾いのおじさんを見たことある?」と、地域住民に尋ねた。
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