幻辞.com

淫靡

いんび
形容動詞名詞
1
標準
obscene
文例 · 用例
その間にけばけばしい色彩で壁に淫靡な裸体女と踏み躙られた黒人を描いて、思わせ振りな暗い入口が五六段の階段の上についている|食しんぼう小屋のようなものが混っている。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
即ち頽廢の意趣感情を含めるものを目睹耳聞する場合には、同じく頽廢的になり、奮激緊張の意趣感情を含めるものを睹聞する場合には、同じく奮激緊張せんとするのであり、幽玄の作品や樂曲に接しては、又同じく幽玄の心緒を動かされ、輕佻淫靡の作品や樂曲に接しては、又同じく輕佻淫靡の心を唆り立てられるのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
」 初めはその諧謔、淫靡、精根、類の無い饒舌の珍らしさに、後から後からと黒山のように群って、盛んに拍手し喝采もしていた聴衆も、あまりの目まぐるしさに、それに長い時間をたった一人で遮二無二押しとおすその単調さに、ぼつぼつと、ああああと欠伸し出して来た。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
初めから何の踊りも口説も演歌も、あの淫靡も悪趣味も、其処には起らなかった、そうしたことを夢みるのはまるで痴人のたわいもない幻想としか考えられなかったのだ。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
」と女怪は酔ったように※妖淫靡な眼を細くして叫んだ。
中島敦 悟浄出世 青空文庫
即ち頽廃傾向の作品を観たり聞いたりした場合には、同じく頽廃的になり、奮激緊張傾向の作品を観たり聞いたりする場合には、同じく奮激緊張するのであり、幽玄の作品や楽曲に接しては、又同じく幽玄の心を動かされ、軽薄淫靡の作品や楽曲に接しては、また同じく軽薄淫靡の心を唆立てられるのである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
闇に咲く淫靡な女達が、不思議な繁昌を見せているあの柳原土手である、それゆえにこそ、くぐり屋台の六つ七つは当り前だった。
佐々木味津三 老中の眼鏡 青空文庫
殺伐から淫靡へ急変 この時代は東京市中の混乱時代で、取締りが不行き届きであったため、一層彼等は乱暴を働いた。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
作例 · 標準
その小説には、官能的で淫靡な描写が多く、読む人を選ぶ内容だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
妖艶な女優が演じるキャラクターは、どこか淫靡な雰囲気を漂わせていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「うわ、この店、ちょっと淫靡な感じがするね…」と、友人は小声で言った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite