病臥
びょうが
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
being ill in bed
文例 · 用例
9 海に面した鵠沼の東家に、病臥中の芥川君を見舞つたのは、私が鎌倉に居る間のことだつた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
今年は元日以來一度も病臥に及んだ事なく、生れて初めての輝かしき記録だつたが、やつぱり一年間とは通せなかつた。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
この點だけはたまの病臥も惡くないと勝手な事も思ふ。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
健康の時、いつもあんなに自分を苦しめた退屈感が、病臥してから不思議にどこかへ行つてしまつた。
— 萩原朔太郎 『病床生活からの一発見』 青空文庫
私もまた同じ戦慄のうちに病臥して、きびしい霜と、小さい太陽と、凍った月の光ばかりとを眺むるより外なかった。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
楚では王族の一人が病臥中の王の頸をしめて位を奪う。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
ただ、長く病臥し喀血などすると、自然、創作に割く時間が制限されるので、此の上にも貴重な時間をとる政治問題が少々うるさくなることがあるのだ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
晩年といっても翁が九十二歳、明治四十一年から三年間病臥して居られたが、それといっても決して病気ではない。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は病臥につき、静かに余生を送った。
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彼は病臥中に多くの本を読んだという。
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病臥の生活が長く続き、体力は衰える一方だった。
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