病床
びょうしょう
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #18627 · 青空 1002 例
標準
sickbed
文例 · 用例
実験室ではグレーズブルックとショーが引受けていて時々病床へ何かの相談に来た。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
その上生理的にも病身であり、一年の半ばは病床にゐるほどだつた。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
当時、重患の病床中にあつた恭吉氏は、私の詩集の計画をきいて自分のことのやうに悦んでくれた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
世にも稀有な鬼才をもちながら、不幸にして現代に認められることが出来ないで、あまつさへその若い生涯の殆んど全部を不治の病床生活に終つて寂しく夭死して仕舞つた無名の天才画家のことを考へると、私は胸に釘をうたれたやうな苦しい痛みをかんずる。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
恭吉氏の病床生活を通じて、彼の生命を悩ましたものは、その異常なる性慾の発作と、死に面接する絶えまなき恐怖であつた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
結局、醫者と藥と病床と病院とで暮してしまつたやうな過去半生。
— 南部修太郎 『自分のこと』 青空文庫
子供の時から體が弱くて始終病床に臥せつたり、入院生活を送つたりした私は、十三四の頃から、病氣のなほりがけの徒然の時に、冒險小説などと一緒に、あの妙に好奇心を刺戟するやうな石版刷の毒々しい挿繪のある、外國の飜案物や花井お梅だの、五寸釘の虎吉だのと云つた實説物の安い探偵本を讀みふけつた。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
母が好きで買つてくる綺堂さんの『半七捕物帳』と云つたごく通俗的な探偵物語さへ、それが探偵物であるが故に病床などで時時讀む。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は退院後も無理をせず、一日の大半を病床で横になって過ごしている。
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彼は病床にあっても研究への情熱を失わず、看護師に口述筆記をさせて論文を書き上げた。
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「母の病床のそばには、いつも家族の写真と好きだった百合の花が飾ってあった」
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ウィキペディア
病床 とは、第1義には、病気に罹った者のための床(とこ)。病(やまい)の床。病人の褥(しとね)。病褥/病蓐(びょうじょく)ともいう。英語でいうところの "sickbed" に相当する。
出典: 病床 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0