純文学
じゅんぶんがく
名詞頻度ランク #37731 · 青空 337 例
標準
pure literature
文例 · 用例
寧ろ通俗小説の方が、その点では小説(つまり純文学作品の)よりも進んでゐると考へられる。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
でも、まあ、大みそか、お正月、百円くらい損してもいいから、一日もはやく現なま掴みたい心理、これは、私たちマゲモノ作家も、君たち、純文学者も変りない様子。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
「面白い小説を書こうとしていたのはわれわれの間違いでした」と大衆文学の作者がある座談会で純文学の作家に告白したそうだが、純文学大衆文学を通じて、果して日本の文学に「アラビヤン・ナイト」や「デカメロン」を以てはじまる小説本来の面白さがあったとでもいうのか。
— 織田作之助 『可能性の文学』 青空文庫
論議の範囲に於て、根本の生命を伝へんとするは、論議の筆を握れる者の任なり、文芸(純文学と言ふも宜し)の範囲に於て、根本の生命を伝へんとするは、文芸に従事するものゝ任なり。
— 北村透谷 『内部生命論』 青空文庫
純文学は論議をせず、故に純文学なるもの無し、と言はゞ誰か其の極端なるを笑はざらんや。
— 北村透谷 『内部生命論』 青空文庫
彼は「史論」と名くる鉄槌を以て撃砕すべき目的を拡めて、頻りに純文学の領地を襲はんとす。
— 北村透谷 『人生に相渉るとは何の謂ぞ』 青空文庫
見る間に純文学の滅亡を叫ばしむるに到った。
— 夢野久作 『路傍の木乃伊』 青空文庫
同様に、吾等の見ていた、純文学の価値は、資本主義社会特製のブルジョア頭でなければ、批判出来ないものであったかも知れない。
— 夢野久作 『路傍の木乃伊』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、エンターテイメント小説よりも純文学を好む傾向がある。
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純文学作品は、しばしば人間の内面や社会の深層を描き出す。
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純文学の賞を受賞したことで、その作家は一躍有名になった。
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ウィキペディア
純文学(じゅんぶんがく)は、大衆小説に対して「娯楽性」よりも「芸術性」に重きを置いている小説を総称する、日本文学における用語。
出典: 純文学 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0