時節
じせつ
名詞頻度ランク #39881 · 青空 1274 例
標準
season
文例 · 用例
斯かる場合に稀薄にされた直観に気付くことなく、何とか直観濃厚の時節に於けるが如く活々としたいものだと思つて、新しい方法を講じようとして何かと議論すればする程、直観層は荒れるばかりである。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
それが少しひどくなって来ると、自分が何かしらもっと積極的な悪事を犯していて、今にもその応報を受けるべき時節が到来しそうな心持ちになる。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
その言質をいよ/\受け出さなければならない時節が到来した。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
永い間宅にばかりくすぶつて居て、適※此の好い時節に外の風に吹かれると氣持はいゝやうなものゝ、餘りに美しい自然と其處にも附き纏ふ世の中の刺戟が病餘の神經には少し利き過ぎるやうでもある。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
その言質をいよいよ受け出さなければならない時節が到来した。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
それで時節柄天体の運動に関する最新の大発見をちょっとここで読者に御紹介しておきたい。
— 寺田寅彦 『宇宙の二大星流』 青空文庫
巴里にも三十年、まあ三十年もまめに働けばもう、楽に穴にもぐって行く時節が来たというものですよ。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
そうかと思うと、また今の時節には少しどうかと心配されるような非戦論を滔々と述べ聞かすのであった。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
標準
the times
標準
opportunity