自切
じせつ
名詞
標準
autotomy
文例 · 用例
字玉切追、尾切追、山切追、自切追、湖切追、移切追、景切追、色切追、誠切追、善切追はその頭字だけを拾うと「玉尾山より湖に移り景色誠に善し」となる。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
そのじせつになるとちゃんと秋の風が吹く。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
けれど、このときには、計画的武断行為は、頭のなかで、とても実現できぬと諦められていた――そのかわり頭のなかは、一刻も早く女王の側にゆきたいという、ただ一すじせつない欲望でいっぱいだった。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
しかしその同じせつなに、かれはこのさりげないあいさつが、自分の心の真相の前に、力なく倒れて沈黙してしまうのを感じた。
— DER TOD IN VENEDIG 『ヴェニスに死す』 青空文庫
それはとにかく、あのお茶々どのがおとしを召すにしたがってふんべつがおつきなされまして、でんかの御いせいになびかれましたのは、まったく時代じせつとは申しながら、御自分さまのおためにもけっこうなことでござりました。
— 谷崎潤一郎 『盲目物語』 青空文庫
ウィキペディア
自切(じせつ)は、節足動物やトカゲなどに見られる足や尾を自ら切り捨てる行動ないし反応。
出典: 自切 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0