閹人
えんじん
名詞
標準
eunuch
文例 · 用例
この刑を受けた者を閹人と称し、宮廷の宦官の大部分がこれであったことは言うまでもない。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
俗伝にこの猴王十二年に一度呼ばわる、それを聞いた者は閹人となるという。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
実に人間に取ってこれほど大事の物なく、一七〇七年にオランダで出版したシャール・アンションの『閹人論』はジュール・ゲイの大著『恋愛婦女婚姻書籍目録』巻三に出るが、余が大英博物館で読んだアンションの『閹人顕正論』は一七一八年ロンドン刊行で、よほど稀覯の物と見え、右の目録にも見えぬ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
十八世紀の始め頃欧州で虚栄に満ちた若い婦女が力なき老衰人に嫁する事|荐りなりしを慨し、閹人の種類をことごとく挙げて、陽精|涸渇した男に嫁するは閹人の妻たるに等しく何の楽しみもなければ、それより生ずる道徳の頽敗寒心すべきもの多しとて、広く娶入り盛りの女や、その両親に諭した親切至れる訓誡の書だ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
また半男女また閹人あり。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
さらにはなはだしいのは神前にささげる閹人の踊りである。
— 和辻哲郎 『『偶像再興』序言』 青空文庫
閹人たちは踊りが高潮に達した時に小刀をもって腕や腿を傷つける。
— 和辻哲郎 『『偶像再興』序言』 青空文庫
…… ※ 十月二十四日以後をち方の明けくらがりに 飛行機のえんじん 高く鳴りはじめたりあまりにも月明ければ、草の上に まだ寝に行かぬ兵とかたるも搬船を日ねもす守り、海に浮く 駆逐艦見れば、涙ぐましも○向きて(「北」か)石を積みたる兵の墓。
— 島の消息 『鵠が音』 青空文庫
作例 · 標準
歴史ドラマで、宮廷に仕える閹人が描かれていた。
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古代中国では、閹人が重要な政治的役割を担うことがあった。
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彼は閹人の地位を利用して権力を手に入れた。
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