円陣
えんじん
名詞
標準
(forming a) circle
文例 · 用例
そして家畜を中心にして行列の人と見物人とが円陣を作った。
— 寺田寅彦 『夢』 青空文庫
銀座の楽器店の軒ばにつるした拡声器が「島の娘」のメロディーを放散していると、いつのまにか十人十五人の集団がその下に円陣を作るのも、あながち心理的ばかりではなくて、なにかわれわれのまだ知らない生理的な因子がはたらいているのかもしれない。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
アーチになった祭壇のすぐ下には、スナイダーを楽長とするオーケストラバンドが、半円陣を採り、その左には唱歌隊の席がありました。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
林の奥の、やや広い草原に、異形の物が十数人、と言ふのか、十数匹と言ふのか、とにかく、まぎれもない虎の皮のふんどしをした、あの、赤い巨大の生き物が、円陣を作つて坐り、月下の宴のさいちゆうである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
なほその上、鬼どもに対し、親和の情を抱いてゐるのであるから、何の恐れるところもなく、円陣のまんなかに飛び込んで、お爺さんご自慢の阿波踊りを踊つて、むすめ島田で年寄りやかつらぢや赤い襷に迷ふも無理やない嫁も笠きて行かぬか来い来い とかいふ阿波の俗謡をいい声で歌ふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
お爺さんは、鬼どもの酒宴の円陣のまんなかに恭々粛々と歩を運び、「ふつつかながら。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
その青白い油虫の円陣のまんなかにいて、女ひとりが、何か一つの真昼の焔の実現を、愚直に夢見て生きているということは、こいつは悲惨だ。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
その青白い油虫の円陣のまんなかにゐて、女ひとりが、何か一つの真昼の焔の実現を、愚直に夢見て生きてゐるといふことは、こいつは悲惨だ。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
作例 · 標準
試合開始前、選手たちは円陣を組んで気合を入れた。
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作戦会議のため、皆で円陣になった。
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円陣の中心で監督が熱く語りかける。
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秘密の話をするために、みんなで自然と円陣を作った。
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標準
circular (battle) formation
作例 · 標準
古代の戦では、敵に囲まれないよう円陣を敷くことがあった。
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騎馬隊が円陣を組んで敵の突撃に備える。
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危機的状況下で、兵士たちは円陣を組んで防御を固めた。
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