白銀
はくぎん
名詞頻度ランク #44898 · 青空 378 例
標準
silver
文例 · 用例
西の方には木曾御嶽が、緩斜の裾を引いて、腰以下を雲の波で洗わせている、乗鞍岳は、純藍色に冴えかえり、その白銀の筋は、たった今落ちたばかりの、新雪ででもあるかのように、釉薬をかけた色をして、鮮やかに光っている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
傷むこころに、きらりと白銀の丸のような光りが刺した。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
また、行く船の、さながら白銀の猪の驅けるが如く見えたるも道理よ。
— 泉鏡太郎 『十和田の夏霧』 青空文庫
さて、入替つて按摩がシツペイの番と成ると、先づ以つて盆の払にありつきました、と白銀二|枚頂戴の事に極めてかゝつて、「さあ、殿様お手を。
— 泉鏡太郎 『怪力』 青空文庫
此の度や蒋侯神、白銀の甲胄し、雪の如き白馬に跨り、白羽の矢を負ひて親く自から枕に降る。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
また其の岬を大蛇灘が巻いて、めぐつて、八|雲崎、日暮崎、鴨崎、御室、烏帽子岩、屏風岩、剣岩、一つ一つ、神が斧を打ち、鬼が、鉞を下した如く、やがては、巨匠、名工の、鑿鏨の手の冴に、波の珠玉を鏤め、白銀の雲の浮彫を装ひ、緑金の象嵌に好木奇樹の姿を凝らして、粧壁彩巌を刻んだのが、一|目である。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
南北の流れにては月の出づるところ東岸に迫られて妙ならねど、東西の流れにては月は直に河水の水面よりさし昇るところなれば、見渡す眺めも広※として、浪に砕くる清き光の白銀を流すが如くいと長く曳きてきら/\と輝くなど、いふにいはれぬ趣きあり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
観客はカメラとなって自由自在に空中を飛行しながら生きた美しい人間で作られたそうして千変万化する万華鏡模様を高空から見おろしたり、あるいは黒びろうどに白銀で縫い箔したような生きたギリシア人形模様を壁面にながめたりする。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
作例 · 標準
月明かりに照らされた雪山が、あたり一面を白銀の世界に変えた。
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彼女は白銀の輝きを放つネックレスを身につけていた。
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古いコインは、純粋な白銀で作られており、非常に価値が高い。
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標準
silver colour
作例 · 標準
新車のボディは、上品な白銀色に輝いていた。
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空に浮かぶ雲の縁が、夕日に照らされて白銀色に染まった。
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彼女の髪は白銀に近く、それが彼女の個性となっていた。
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