義手
ぎしゅ
名詞
標準
artificial arm (hand)
文例 · 用例
妻吉が一錢蒸汽の中で自分の繪葉書を賣りつけられた話、上陸の時船員が手を取つてやらうとしてはめてゐた義手を掴み、それがスポリとぬけたのに驚いて腰をぬかした話。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
義足とか義手とかいっているあれだ」「ああ、あれのことですか、義手ですね」 余は、ようやく、この客の真意を呑みこむことが出来た。
— 海野十三 『特許多腕人間方式』 青空文庫
「しかし先生」 と、こんどはまた先生になって、「厳密にいえば、いわゆる義手というのは、手が、一本無くなったとか二本無くなったとかいう場合に、代わりにつけるのが義手である。
— 海野十三 『特許多腕人間方式』 青空文庫
意見アラバ来ル×月×日迄ニ意見書ヲ提出スベシ』 と、あっさり殺し文句があって『左記』のところには、『本願ノ要旨ハ、義手ヲ人体ニ添架スルニ在ルモノト認ム。
— 海野十三 『特許多腕人間方式』 青空文庫
然ルニ本願出願以前、帝国領土内ニ於テ、義手或ハ義足ガ公然製造使用セラレタルコトハ、例エバ明治三十九年東京市下谷区御徒町仁愛堂発行ノ「義手義足型録」ニ依リテ公知ノ事実ナリ、仍リテ本願ハ特許法第一条ニ該当セザルモノト認ム』 と、拒絶理由が述べてあった。
— 海野十三 『特許多腕人間方式』 青空文庫
これで見ると、審査官は、三本腕の要旨を、義手義足の願いと同一視してしまったのである。
— 海野十三 『特許多腕人間方式』 青空文庫
あれは、義手とは違います。
— 海野十三 『特許多腕人間方式』 青空文庫
」秘書「こりゃ何だ、義手じゃないか。
— 海野十三 『発明小僧』 青空文庫