悶着
もんちゃく異読 もんぢゃく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
trouble
文例 · 用例
「それで悶着がおこってきたんだ。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
最近Aは家との間に或る悶着を起していました。
— ――或る私信―― 『橡の花』 青空文庫
これ悪漢が持てりし兇器なるが、渠らは白糸を手籠めにせしとき、かれこれ悶着の間に取り遺せしを、忘れて捨て行きたるなり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
丁ど其の時、職員室の窓から、長い首を突出して、學生と一平との悶着を眺めてゐた、若い職員の一人は、ふと顏をすツこめ、「また雪だ。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
僕も、うっかり、レヤチーズの壮烈な最後に熱狂し、身辺の悶着を忘れていた。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
これを狩るか狩るまいかの問題で、寺の住職と町村との間に一|悶着あったそうですが、結局、住職が譲歩し、その筋の了解も得て、朝まだきの人の迷惑にならない一時間ほどの間を狩ることになったのだそうです。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
そして、渠はそれもよからうが、どこへ行つても、他人とは何か知らん悶着の起るものだと云つて聽かせた。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
こちらも君のことでモウソンの経営者と一悶着あってな。
— THE STOCK-BROKER'S CLERK 『株式仲買人』 青空文庫
作例 · 標準
近所同士で些細なことから悶着が始まり、近所迷惑になっている。
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遺産相続を巡って、兄弟の間で激しい悶着が起こった。
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彼の不注意な発言が、会議で予期せぬ悶着を引き起こした。
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