幟
のぼり異読 ノボリ
名詞頻度ランク #24165 · 青空 470 例
標準
nobori
文例 · 用例
商店の赤地に白く染め抜いた幟は影を落としてる。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
伏見人形に思い出す事多く、祭り日の幟立並ぶ景色に松蕈添えて画きし不折の筆など胸に浮びぬ。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
油地獄にも、ならずものの与兵衛とかいう若い男が、ふとしたはずみで女を、むごたらしく殺してしまって、その場に茫然立ちつくしていると、季節は、ちょうど五月、まちは端午の節句で、その家の軒端の幟が、ばたばたばたばたと、烈風にはためいている音が聞えて淋しいとも侘びしいとも与兵衛が可愛そうでならなかった。
— 太宰治 『音に就いて』 青空文庫
お茶屋のボンボリの仄白い光の中から、芝居小屋にかかげられた幟の列を俯瞰する。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
田舎の秋のお祭りに、太鼓を舁いだり、幟をさしたり、一張羅の着物を着てマチへ出る村の人々は、何等か興味をそゝって話の種になったものだが、東京の街で見るものは彼等にとって全く縁遠いものだった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
理由のない不安と憂鬱の雰囲気のようなものが菖蒲や牡丹の花弁から醸され、鯉幟の翻る青葉の空に流れたなびくような気がしたものである。
— 寺田寅彦 『五月の唯物観』 青空文庫
祭日〔一〕谷権現の祭りとて、 麓に白き幟たち、むらがり続く丘丘に、 鼓の音の数のしどろなる。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
――そうした町も今は屋根瓦の間へ挾まれてしまって、そのあたりに幟をたくさん立てて芝居小屋がそれと察しられるばかりである。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
作例 · 標準
商店街には、セールを告知する色鮮やかな幟が立ち並んでいた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
お祭り会場では、家紋の入った古い幟が風になびいている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
選挙カーの横には、候補者の名前が大きく書かれた幟が掲げられていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
Boys' Day nobori
作例 · 標準
端午の節句には、庭に鯉のぼりの幟を立てる家が多い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
五月人形の横には、武者絵の描かれた勇壮なのぼりが飾られていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供の健やかな成長を願って、立派なのぼりを贈った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
幟(のぼり)は、日本における旗の形式のひとつ。長辺の一方と上辺を竿にくくりつけたものを指す。
出典: 幟 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0