破断
はだん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
rupture
文例 · 用例
昨日迄大変暑かつたのにも今日はボンヤリした日が射してゐて、時々夕立でも降らせさうな雲の塊が乾き切つた庭の土を薄暗くしたり、そして稀々しくも地面を匍ふやうな微風が所々に生えた雑草などを揺るので、私の心は思ひ出を巡るに似合はしい気分になつて、その蛇の思ひ出はだんだん拡がつていつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
熱はだんだん上がるらしい。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
正しく風に動力を借りるオランダ低地の風車は美でもあり、経済的でもあったろうが、レムブラントの名手に油絵、またはエッチングに取り入れられたあの風車の風景も、近来は電気工業に取って代られ、引き合わないために、風車はだんだん取り毀たれ、オランダ風物の代表は、全く失われんとしているとも聞いた。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
しかし始めには正であった加速度はだんだん減少して零になって次には負になる。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
瓦斯灯でも従来の魚尾形をした裸火はだんだんにすたれて、白熱瓦斯、すなわちウェルスバッハ・マントルに圧倒されて来た。
— 寺田寅彦 『ランプのいろいろ』 青空文庫
「福慈の女神はだんだん若くなるようである」と旅人たちはいった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
生けるものに失望したのか、それとも自分自身現実離れして行くのか、女神の姿は、住いの麓の館をはじめ地上ではだんだん見受け悪くなった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
四郎の人気はだんだん落ちて、この頃では、白粉や紅を塗って田舎芝居で散々|愚弄される敵役に使われているという風評になった。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
作例 · 標準
金属疲労により、部品が破断してしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
強い衝撃が加わり、ケーブルが破断する事故が発生した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
医師は、骨の破断箇所を慎重に確認した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash