政事
せいじ
名詞
標準
political affairs
文例 · 用例
十三 政治と科学 日本では政事を「まつりごと」と言う。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
昔の政事に祭り事が必要であったと同様に文化国の政治には科学が奥底まで滲透し密接にない交ぜになっていなければ到底国運の正当な進展は望まれず、国防の安全は保たれないであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
裏の木戸口を隔にて、庭続の隣家の殿、かつて政事をも預りしが行年ここに五十六、我|老たりと冠を挂けて幕の裡に潜みたまえど、時々黒頭巾出没して、国五郎という身で人形を使わせらる。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
きのう永井|荷風という日本の老大家の小説集を読んでいたら、その中に、「下々の手前達が兎や角と御政事向の事を取沙汰致すわけでは御座いませんが、先生、昔から唐土の世には天下太平の兆には綺麗な鳳凰とかいう鳥が舞い下ると申します。
— 太宰治 『三月三十日』 青空文庫
淳化三年進士及第して官に任じて、其政事の才により功を立てて累進して丞相に至り、真宗の信頼を得、乾興元年には晋国公に封ぜらるるに至った。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
政事家は政事家で、自己の議論を実行して世界を画一のものにしようなんという馬鹿気ているのが有るし。
— 幸田露伴 『ねじくり博士』 青空文庫
魚釣の話が一番|後に出たものだから、少し慌てて聞いてゐると、警部補は魚釣が下手故此の島の行政事務を任せては置けないといふ風な論旨に取られかねないのである。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
魚釣の話が一番|後に出たものだから、少し慌てて聞いていると、警部補は魚釣が下手故この島の行政事務を任せては置けないという風な論旨に取られかねないのである。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
作例 · 標準
「かつての貴族たちは、和歌を詠む一方で、朝廷の政事にも深く関与していた。」
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「神社の祭礼は、古代においては政事と密接に結びついていたと言われる。」
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「隠居した先代の社長は、今でも会社の裏側の政事を操っているという噂だ。」
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