邪鬼
じゃき
名詞
標準
devil
文例 · 用例
祭日〔二〕宮沢賢治アナロナビクナビ睡たく桐咲きて峡に瘧のやまひつたはるナビクナビアリナリ赤き幡もちて草の峠を越ゆる母たちナリトナリアナロ御堂のうすあかり毘沙門像に味噌たてまつるアナロナビクナビ踏まるゝ天の邪鬼四方につゝどり鳴きどよむなり
— 宮沢賢治 『祭日〔二〕』 青空文庫
「天の邪鬼の小便の音さ。
— 宮沢賢治 『十月の末』 青空文庫
「ほう、天の邪鬼の小便ぁ永ぃな。
— 宮沢賢治 『十月の末』 青空文庫
天の邪鬼の小便ぁたまげだ永ぃな。
— 宮沢賢治 『十月の末』 青空文庫
」「永ぃてさ、天の邪鬼ぁいっつも小便、垂れ通しさ。
— 宮沢賢治 『十月の末』 青空文庫
僕はこれからはもう天邪鬼になって、新人がどれだけ巧い作品を書いても、感心しないことにする。
— 織田作之助 『土足のままの文学』 青空文庫
口が腐っても、惚れているとは言わぬ積りだったが、この際は簡単に言ってのける方が、お加代への天邪鬼な痛快さがあった。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
そんな無駄なお喋りを、信吉がペラペラと続けていたのは、実は薄井を本来の俗物の地位まで、自分と共にひきずり下したいという天邪鬼からであった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
作例 · 標準
寺の四天王像の足元には、踏みつけられた邪鬼の彫刻が力強く施されている。
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修験者は山に入る前に邪鬼を退散させる祈りを唱え、身を清めた。
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節分の夜、子どもたちは邪鬼が家に入ってこないよう大声で豆をまいた。
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