受納
じゅのう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
acceptance
文例 · 用例
」二人は再三辞退して、ようやくこれを受納め、「ああ、お若いに御奇特な。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
だまって御受納下さいまし。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
些少でござりまするが、お灯明料にご受納願いとうござる」 包んで出したのはやまぶき色が三枚。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
武道のおきてとして、そなたのお心根を受納することはなりかねまするによって、悲しい因縁とおあきらめなさりませえよ。
— 血染めの手形 『右門捕物帖』 青空文庫
然者、去明治十一年六月七日、再造新富座開業之節、貴下ニ於テ在東京外国人ヲ御招待、且御厚遇|被下候儀ヲ同国人ニテ深ク礼謝致シ候段ヲ申述ベ、且又該時種々御親切|被成下候寸報迄、此引幕壱帳ヲ宜シク御受納|被下度御願申上候|様、拙者共ヘ委任相成候間、別紙此幕ヘ出金致シ候人々ノ名前目録モ相添、此段申進候。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
どうぞ御受納をねがひたい。
— 岡本綺堂 『能因法師』 青空文庫
好いものでありさえすれば仮令いかなる人の有っているものでも、それを受納れるに躊躇しなかったほど、それほど心の渇いていた捨吉は、この新しい交りが展げて見せてくれる世界の方へぐんぐん入って行った。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
食慾不振と睡眠不能とは人間生活の最大不幸である、私は今、その二つの不幸に襲はれてゐる、すべてが自業自得で致し方もないが、甘んじて受納するけれど、不幸は不幸であることにかはりはない。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
作例 · 標準
寺院への寄付金が無事に受納され、その証として受納証が手渡された。
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献上された品々が受納されるのを、使者たちは平伏して静かに待っていた。
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国宝級の仏像が博物館に受納されることになり、厳重な警備のもと運送が行われた。
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