公爵
こうしゃく
名詞頻度ランク #16453 · 青空 1306 例
標準
prince
文例 · 用例
其著者を誰とかする、即ち當時廷臣とし、軍人とし、政治家として夙に盛名あるも、未だ文筆の人としては左までに顯はれざりしラロシフコー公爵其人なりとす。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
」いかにも、「廷臣とし、軍人とし、政治家として夙に盛名ある」ラロシフコー公爵その人の息吹が感ぜられる尊嚴盛大の文章である。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
その年の八月にはスコットランドに旅してアルジル公の客となり、ヨットに乗って「長湖」に浮んだり、公爵の子供の時に見たという狐火(will-o'-the-wisp)の話に興味をもったりした。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
) リルケが晩年、ラアガツのホテルで、この小時の作品の思ひ出をトゥルン・ウント・タクジス公爵夫人に語つた一夜のことが、夫人の囘想記には興深く敍せられてゐる。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
『ごらんなさい、公爵夫人』とライネル・マリア・リルケは、開いた窓のはうへ私と一しよに近づきながら、言ひつづけました。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
が、どんな小さな瀕死人でもがその市立病院に一直線にはひつて行かうと思ひつめさへしたら、サガン公爵ですら、その行列を止まらさない訣には行かない。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
部屋は大理石像の一群に囲まれて、ロダンさんは秘書のマハセル・チレル公爵夫人と、何かお仕事をしていらっしゃいましたが、その公爵夫人が部屋からお去りになるとロダンさんは壮年のような若々しさを以て、妾の小さい肉体を、あの頑健な腕で抱えて、喜悦をお伝えになったのです。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
妾達の祖先が献身的であったころ、アルチバセフの快楽主義にさえ身顫いしたロシア婦人は欧羅巴スタイルの淫事も、寝床で踊る未来派の怪奇も、断髪にする苦痛さえもなし、公爵婦人の名誉さえ瞬間に地に葬ったのです。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
作例 · 標準
王室の血を引く公爵は、広大な領地を治め、国政にも強い影響力を持っていた。
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公爵家伝来の宝飾品がオークションに出品され、世界中のコレクターが注目した。
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歴史小説の中で、冷徹な公爵が王位奪還の陰謀を企てる場面が非常にスリリングだった。
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ウィキペディア
公爵 は、爵位(五爵)の第1位。侯爵の上位に相当する。ヨーロッパ諸国の貴族の爵位の日本語訳に使われる。
出典: 公爵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0