伯爵
はくしゃく
名詞頻度ランク #14958 · 青空 2944 例
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文例 · 用例
」 伯爵夫人は微笑んだ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
薔薇だつて、そりあマリイ・ボオマンだとか、テストウ夫人だとか、カモンド伯爵夫人だとか、或はまたエモオションだとか呼ばれてはゐます、が、それは殆ど無用の長物です。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『夢』 青空文庫
――あれがねぇ君、帝政時代の或る伯爵の娘だと聞いたら驚くだらう。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
――ふうん、伯爵の娘か……」と、私は思掛ない氣持で、またその女の方を見返つた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
格別な家柄でもなく一介の土木技手上りに過ぎない貧乏な作家と、大地主で大金持で伯爵の名門に生れた作家と、その呟きには何か胸を打つものさへあるが、とにかくドストイェフスキイは時には境遇的にも自分の原稿を讀み返す暇さへ持てなかつた。
— 南部修太郎 『氣質と文章』 青空文庫
」泊りに来て居た友だちのヘルバ伯爵が上着のかくしに手をつっこんで云ひました。
— 宮沢賢治 『黒ぶだう』 青空文庫
」伯爵の二番目の女の子がかくしから黄いろのリボンを出しながら云ひました。
— 宮沢賢治 『黒ぶだう』 青空文庫
南堂伯爵未亡人の死と、私とを結び付けて考え得る者は、今逃がしてやった一匹のお女郎蜘蛛以外に絶無である。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
作例 · 標準
彼は英国の伯爵の位を持ち、広大な領地を治めている。
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歴史ドラマでは、優雅な生活を送る伯爵とその家族が描かれる。
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その老伯爵は、地域の慈善活動に多大な貢献をしていることで知られている。
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ウィキペディア
伯爵(はくしゃく)は、ヨーロッパの貴族・爵位体系における称号の一つであり、その日本語訳として用いられる語である。近代日本では華族の五爵の第3位とされ、侯爵の下位、子爵の上位に位置づけられた。他方、ヨーロッパにおいて「伯爵」と訳される称号は一様ではなく、ロマンス語圏の comte・conde・conte のようにラテン語 comes に由来するもののほか、イングランドの earl やドイツ語圏の Graf など、語源も歴史的性格も異なる称号がこれに対応している。とくに中世ヨーロッパでは、伯爵は単なる序列爵位ではなく、地方統治や軍事指揮と結びついた高位の官職・領域支配者として現れることが多かった。
出典: 伯爵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0