侯爵
こうしゃく
名詞頻度ランク #30052 · 青空 895 例
標準
marquis
文例 · 用例
「侯爵……」 彼の隣りにゐる、品のいい、うら若い佛蘭西人は、最初の三日ほどは、喋つたり、笑つたりしてゐた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
「あなたは珍らしい目をしていらつしやる、侯爵。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
そのとき侯爵が兜をぬいだ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
うら若い侯爵が言つた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
そのとき侯爵は右手の大きな手袋を脱いだ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
「わかったとも、大わかりだ、」と楠公の社に建てられて、ポーツマウス一件のために神戸市中をひきずられたという何侯爵の銅像を作った名誉の彫刻家が、子供のようにわめいた。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
私はそれが音楽好きで名高い侯爵だということをすぐ知った。
— 梶井基次郎 『器楽的幻覚』 青空文庫
侯爵家の家従がパッとマグネシウムをたいてポンと写真を取ると、すぐに機関車がスクリーンにとび出してエンジンの音楽の始まるところの呼吸などはちょっと理屈なしにおもしろい。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
作例 · 標準
舞踏会の会場に侯爵が登場すると、周囲の人々は恭しく頭を下げて道を開けた。
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彼は侯爵という高い爵位を持ちながら、慈善活動にも熱心な人格者として知られていた。
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「侯爵閣下、お車のご用意が整いました」と執事が静かに告げた。
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ウィキペディア
侯爵(こうしゃく)は、近代日本や中国で用いられた爵位(五爵)の第2位。公爵の下位、伯爵の上位に相当する。ヨーロッパ諸国の貴族の称号の日本語訳に使われる。英語でmarquessまたはmarquisと呼ばれるヨーロッパ各国の爵位や、ドイツの爵位のFürstの訳語に充てられる。公爵と発音が同じことから、俗に字体が似ている「候」から「そうろう-こうしゃく」と呼ばれ、区別される。
出典: 侯爵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0